キャベツと小ねぎのナムル 旨味アジアンサラダレシピ

前菜やおつまみに合うアジアンテイストの生キャベツサラダです。シャキシャキした歯ごたえのあるキャベツは、ちょっと小腹が空いたときのおやつにしても満足感が得られます。
食前にキャベツを食べる「キャベツダイエット」が一時期流行りました。キャベツを先に食べることで血糖値の上昇を緩やかにし、余分な脂質や糖質を蓄えにくくする。噛みごたえのあるキャベツを食前に食べることで満腹感が得られ、食事量が自然と減る。また、空腹を我慢せずにダイエットにつながる。キャベツダイエットは利点の多いダイエット方法です。
キャベツと小ねぎのナムルは、作りたてを食べても作り置きにもできます。タッパーに詰めて冷蔵庫で保存、お弁当や別の日の副菜に活用できます。作り置きにする場合は、ごまと韓国のりを食べる直前にトッピングしてください。
キャベツ特有の健康効果:キャベツには、ビタミンUというビタミンに似た働きをする栄養素が含まれています。荒れた胃壁を改善、胃の粘膜の保護、胃潰瘍予防、胃腸の働きをよくするなどの効果があります。胃腸の働きが良くなると、血行が改善され、体のめぐりもよくなるため、ダイエットにも健康維持にもつながります。
美味しいキャベツの見分け方:生で食べるときには特に、美味しいキャベツに当たりたいですよね。春キャベツは葉が詰まり過ぎていなく、重さの軽いものが美味しいとされるのに対し、冬キャベツは葉が詰まっていて重いものが美味しいキャベツです。半分にカットして売られているものは、葉の巻き具合を見ることができます。丸のままのキャベツは、外側の葉がついていて色鮮やかなもの、芯が大きすぎない(2.5cm以上)ものを選ぶと良いです。

キャベツと小ねぎのナムル 旨味アジアンサラダレシピ
説明
ナムルとは:茹でるなどして火を通した野菜や山菜を、ごま油、香辛料、調味料で和える調理法です。ナムルは韓国料理の定番で、ビビンバに使う野菜や山菜がよく知られたナムル料理です。
マリネとは:お酢や油などがベースのマリネ液に、野菜、肉、魚などの食材を漬けて、味を染み込ませたり柔らかくする調理法です。
ナムルとマリネの違い:マリネは、フランスやイタリアなどヨーロッパの調理法として知られていますが、世界中で作られている調理法です。日本で一般的な酢漬けや塩水漬けなどの漬け物もマリネに入ります。ナムルは、日本で一般的に言う和え物に近い調理法ですが、ナムルには和えてすぐに食べれるものと、マリネのように漬け時間を要するものもあります。どちらも作り置きができる料理です。
材料と作り方
ナムル液
手順
キャベツを食べやすい大きさに角切りにし、水洗いしてざるにあげ、しっかり水気を取る
小ねぎを水洗いして水気を切る
小ねぎの根を切って小口切りにする
大きめのボウルにキャベツと小ねぎを入れる
オリーブオイル小さじ1をかけて軽く揉む(キャベツがほぐれます)
塩を2つまみ加えて、キャベツに馴染ませる
ナムル液とキャベツを和える前に、オリーブオイルでキャベツをほぐし、軽くもんで塩をなじませる(上の作業)をしておくと、ナムル液が均等にキャベツに絡みます。ナムル液
ニンニクの皮をむいて細かくみじん切りにする
小さめの容器に、ニンニク、オリーブオイル、ごま油、ラー油(お好みで)、だし醤油、ライム果汁を加えて混ぜ合わせてナムル液を作る
キャベツと小ねぎの上からナムル液をかけて、混ぜ合わせて野菜によく馴染ませる
キャベツの量と種類の違いが味付けに影響するので、味が薄い場合は、塩またはだし醤油で味を整えてください。袋に韓国のりを入れ、手でもんで小さく割る(韓国のりは油で手がベタベタになるので、袋に入れて潰すと手も汚れず簡単です)
作り置きする場合は、のりをトッピングせずにタッパーに入れて蓋を閉め、冷蔵庫で保存する(冷蔵庫で3日保存可能です)
ごまと韓国のりは、食べる直前にトッピングしてください。
すぐに食べる場合は、サラダをお皿に盛り付ける
サラダの上にごまをふりかける
最後に韓国のりをちらす
メモ
ライムとラー油の組み合わせは、エスニックな風味がキャベツの自然な甘みに良く合います。ライム果汁がない場合は、レモンやお酢でも代用できます。
韓国のりの代わりに、ピーナッツやコリアンダーをトッピングしても美味しいです。
※エスニック料理とは:エスニックという言葉は、民族的、少数民族、文化的伝統などの意味のある言葉です。世界的にみたエスニック料理とは、インド料理のタンドリーチキン、ギリシャ料理のギリシャサラダ、イタリア料理のリゾット、日本料理の寿司といった伝統のある料理や食べ物を指します。これに対し、日本で認識されているエスニック料理とは、タイ、インドネシア、ベトナムなどの東南アジアの料理を指すことが多く、アフリカや中南米の料理が含まれることもあります。