生で食べられるズッキーニのリボンサラダレシピ

ズッキーニを縦に長くスライスすると、まるでリボンのような見た目でとても綺麗。海外では「リボンサラダ」と呼ばれて親しまれています。緑のズッキーニと黄色のズッキーニを合わせて作るリボンサラダは、彩りも綺麗で食事が引き立ちます。
生で食べるときゅうりに似た食感と言われるズッキーニですが、実際にきゅうりとズッキーニを食べ比べてみると、ズッキーニの方がきゅうりよりも食べやすい優しい食感です。また、クセも少なく子供でも食べやすいです。
生ズッキーニサラダには、シンプルなオリーブオイルベースのドレッシングがよく合います。色々な調味料を加えた複雑な味付けのドレッシングを作らなくても、オリーブオイル、レモン、塩コショウだけでさっぱり美味しいサラダになります。
シンプルな味付けなので、刻んだ大葉、青ネギ、バジル、ディルなどお好みのハーブを加えるのがおすすめです。香りが引き立ちリッチな味わいになります。
ドレッシングの酸味にはレモン果汁、ライム果汁、白ワインビネガー、リンゴ酢など、淡い色合いの調味料を選ぶと、ズッキーニの自然の色合いが綺麗なサラダになります。
生ズッキーニがメインのサラダに加えると美味しい具材は、トマト、スライスオニオン、オリーブ、枝豆、パプリカ、アボカドなどです。サラダチキンやシュレッドチーズをトッピングして、良質なタンパク質を加えるのも健康的です。
輪切りや半月切にしたズッキーニは、他の野菜や具材を混ぜ合わせてトスサラダを作るのも良いのですが、リボンサラダにはオススメではありません。薄く長くスライスしたズッキーニは割れやすいので、他の具材と和えると崩れてしまいます。
また、レタスやベビースピナッチなどの葉野菜がメインのサラダに、トッピングとしてズッキーニを加えるのも美味しい食べ方です。
リボンサラダは、ズッキーニがアートのように引き立つので、たくさんの具材を加えなくても綺麗ですが、緑だけだと寂しく感じる場合は、トッピング程度に色合いのある具材を加えれば、ズッキーニが崩れてしまう心配もありません。
緑のズッキーニと黄色のズッキーニの違い:
基本的に、緑のズッキーニと黄色のズッキーニに大きな違いはありません。味は黄色いズッキーニの方が少し甘みがあります。緑のズッキーニもクセの少ない野菜ですが、黄色はよりクセが少なく食べやすいです。大きな違いはないので、他の具材との色合いを考えて選ぶといいです。

生で食べられるズッキーニのリボンサラダレシピ
説明
ズッキーニの栄養:
ズッキーニは水分が多く低カロリー、シャキっとした食感も美味しくダイエット中におすすめです。
タンパク質、ビタミン、ミネラルなどの栄養素がバランス良く含まれていますので、ビーガンやベジタリアンにもおすすめです。
ビタミンCが豊富で美肌、風邪予防、老化予防の効果が期待できます。カリウムも豊富に含まれており、高血圧予防、むくみ改善効果があります。
ビタミンCは水溶性ビタミンで、茹でると水に溶け出して栄養が失われてしまいます。ズッキーニに火を通して食べる場合は、なるべく調理時間を短くしてビタミンCの損失を抑えましょう。
サラダの彩り:
サラダに彩りを加えるために、色合いのきれいなパプリカと紫のオニオンを使いました。
パプリカは黄色を選ぶと涼し気な夏サラダに!黄色いパプリカは赤やオレンジに比べて甘みが少ないので、メイン野菜を味わいたいサラダにおすすめです。
赤やオレンジのパプリカは甘みがあり、他の野菜と食べるとサラダ全体がマイルドになり、旨味が増します。お好みの色のパプリカを合わせてみてください。
ちなにみ、リボンサラダに合わせたドレッシングには甘みを入れていないので、すっきりした味わいのさわやかなサラダです。子供向けに食べやすいサラダにしたい場合は、一番甘みのあるレッドパプリカやスイートコーンを加えると、彩りと美味しさが合わせて追加できます。
材料と作り方
ズッキーニサラダの材料
ズッキーニサラダドレッシングの材料
ズッキーニサラダの作り方
手順
ズッキーニを洗って水気を切る
まな板の上にズッキーニを置き、スライサーでズッキーニを長くスライスしていく
パープルオニオンの皮をむき、細かくカットする
カットしたオニオンを2−3分水にさらしてザルにあげ、水気を切る
パプリカを洗って水気を切り、ヘタとワタを取り除き、細かくカットする
最後まで上手にスライスするのは難しいです。できるところまでスライサーでスライスしたら、残りは包丁で薄くスライスします。ズッキーニサラダドレッシングの作り方
ニンニクの皮をむいてすりおろす
ディルを洗って水気を切り、細かく刻む
オリーブオイル、レモン果汁、ニンニク、ディル、塩、コショウを加えて混ぜ合わせる
大きなボウルにズッキーニ、オニオン、パプリカを入れ、ドレッシングと和える(ズッキーニが割れないように、そっとドレッシングをからめる)
お皿に盛り付けて、お好みで刻んだパセリをトッピングする
ズッキーニはリボンのように折り返しながら盛り付けると、高さができてキレイです。
メモ
ズッキーニ可食部全てをリボンのように薄く長くスライスするのは難しいので、食べれる部分で綺麗にスライスできなかった部分は、包丁で薄く半月にスライスしています。
盛り付けの際は、半月切りの部分はなるべくお皿のまわりにのせて、リボンスライスの部分がメインになるように真ん中に盛り付けると、中心に高さがでて綺麗に盛り付けられます。
リボンの見た目を強調してアーティスティックなサラダを演出したい場合は、半月切り部分を別皿に盛りつけます。そして、リボンカットしたズッキーニを波打つように折りたたんで重ねていくと、綺麗で見栄えの良い盛り付けができます。