ナムルとは:茹でるなどして火を通した野菜や山菜を、ごま油、香辛料、調味料で和える調理法です。ナムルは韓国料理の定番で、ビビンバに使う野菜や山菜がよく知られたナムル料理です。
マリネとは:お酢や油などがベースのマリネ液に、野菜、肉、魚などの食材を漬けて、味を染み込ませたり柔らかくする調理法です。
ナムルとマリネの違い:マリネは、フランスやイタリアなどヨーロッパの調理法として知られていますが、世界中で作られている調理法です。日本で一般的な酢漬けや塩水漬けなどの漬け物もマリネに入ります。ナムルは、日本で一般的に言う和え物に近い調理法ですが、ナムルには和えてすぐに食べれるものと、マリネのように漬け時間を要するものもあります。どちらも作り置きができる料理です。
キャベツを食べやすい大きさに角切りにし、水洗いしてざるにあげ、しっかり水気を取る
小ねぎを水洗いして水気を切る
小ねぎの根を切って小口切りにする
大きめのボウルにキャベツと小ねぎを入れる
オリーブオイル小さじ1をかけて軽く揉む(キャベツがほぐれます)
塩を2つまみ加えて、キャベツに馴染ませる
ニンニクの皮をむいて細かくみじん切りにする
小さめの容器に、ニンニク、オリーブオイル、ごま油、ラー油(お好みで)、だし醤油、ライム果汁を加えて混ぜ合わせてナムル液を作る
キャベツと小ねぎの上からナムル液をかけて、混ぜ合わせて野菜によく馴染ませる
袋に韓国のりを入れ、手でもんで小さく割る(韓国のりは油で手がベタベタになるので、袋に入れて潰すと手も汚れず簡単です)
作り置きする場合は、のりをトッピングせずにタッパーに入れて蓋を閉め、冷蔵庫で保存する(冷蔵庫で3日保存可能です)
ごまと韓国のりは、食べる直前にトッピングしてください。
すぐに食べる場合は、サラダをお皿に盛り付ける
サラダの上にごまをふりかける
最後に韓国のりをちらす
ライムとラー油の組み合わせは、エスニックな風味がキャベツの自然な甘みに良く合います。ライム果汁がない場合は、レモンやお酢でも代用できます。
韓国のりの代わりに、ピーナッツやコリアンダーをトッピングしても美味しいです。
※エスニック料理とは:エスニックという言葉は、民族的、少数民族、文化的伝統などの意味のある言葉です。世界的にみたエスニック料理とは、インド料理のタンドリーチキン、ギリシャ料理のギリシャサラダ、イタリア料理のリゾット、日本料理の寿司といった伝統のある料理や食べ物を指します。これに対し、日本で認識されているエスニック料理とは、タイ、インドネシア、ベトナムなどの東南アジアの料理を指すことが多く、アフリカや中南米の料理が含まれることもあります。