パプリカは、生でディップソースを付けても美味しく頂けますが、調理すると甘みが引き立ってジューシーで美味しい料理になります。
あまり小さくカットせずに大きいままローストすると、美味しい野菜の汁が果肉からこぼれ出ずに、ふっくら肉厚で柔らかく仕上がります。
パプリカ自体の美味しさを引き立てるには、シンプルな味付けがオススメ。まろやかなバルサミコ酢はパプリカの甘みとよく合います。
オーブンを190度に余熱する
パプリカを洗って水気を切り、半分にカットする
ヘタ、種、ワタを綺麗に取り除く
1.ボウルにオリーブオイル大さじ2、バルサミコ酢大さじ1、塩とコショウ2つまみずつを入れて混ぜ合わせる
2.半分にカットしたパプリカを入れて、1をパプリカ全体に絡める
3.パプリカの外側上にして、オーブン天板の上に並べる
190度に余熱したオーブンで30分焼く
(写真の例くらいまで、パプリカの皮にほんのり焦げ目が付く程度まで焼くと、皮をむきやすいです。焼き時間はオーブンによって異なるので、焼色を見ながら焼き時間を調節してください。多少焦げるくらいが目安です。皮をむくので焦げても心配ありませんが、焼きすぎると柔らかくて崩れやすくなり、皮もむきにくくなります。)
パプリカが焼き上がったら、天板からお皿に移して、触ってもやけどしないくらいまで粗熱をとる
熱いうちにパプリカの皮をむく
1/2の大きさのままだと大きすぎて食べにくいので、ここでさらに半分にカットする(最初半分にカットして焼いているので、ここでカットすると、本来の1/4の大きさです。)
小さな容器に、オリーブオイル大さじ1とバルサミコ酢大さじ1を入れて混ぜ合わせる
お皿にパプリカを盛り付けて、黒酢とオリーブオイルのミクスチャーを回しかける
お好みでコショウをふる
ローストパプリカは作るのは簡単ですが、皮をむく作業に少し手間がかかります。まだ熱いうちだと皮をむくのが簡単です。さわっても大丈夫くらいまで粗熱が取れたら、皮をつまんで優しくむきとります。焦げている部分が破れやすいので、そこからむき始めると取りやすいです。
ローストパプリカは、冷やして食べるとまた違った美味しさがあります。夏はとくに、冷やしパプリカがおすすめです。皮をむいて粗熱を取った後、タッパーに入れて冷蔵庫で冷やします。食べる直前に黒酢とオリーブをかけてもいいですし、タッパーに入れるときにマリネしておいてもいいです。
ただ、冷やすと多少水分が出てしまうのと、色の鮮やかさも減ってしまいます。作った直後に召し上がった方が、ジューシーさとふっくら感が味わえ、色合いもキレイです。