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2018/01/29 21:00

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【Vol.47】収育スタイリングで叶える理想のリビング学習空間

2368view|2018.01.29

「リビング学習」が注目を浴びています。学校で成績のよい子はリビングで学習している、ということが話題になり、 子ども部屋があっても特に低学年のお子さんは家族のいるリビングで宿題や予習、学校の準備等をすることが多くなっています。

リビング学習のメリットとデメリット

リビング学習を導入した場合のメリットは次のようなことです。

  • お子さんにとっては親御さんが近くにいる安心感や、わからない時、困った時すぐに教えてもらえる。
  • 親御さんにとっては、お子さんが近くにいると、どんな勉強をやっているのか?きちんとできているのか?など様子がわかる。

反対にリビング学習を取り入れる際にはクリアすべき問題点もあります。

  • お子さんにとっては「家族も近くにいたり、キッチンも近かったりで、生活音や料理の匂いなどが気になりやすく勉強に集中しにくい。
  • 親御さんにとっての問題点は、お子さんの使うランドセルや教材など、いろいろなモノがリビングに集まってきて片付けが大変になる。

問題解決

そこで、この問題点をクリアするために、次のように考えました。

  • 学習スペースをゆるく仕切りながら、家族とのコミュニケーションを図れる。
  • 学習で使うモノを使う場所に使いやすくしまうことができ、片付けやすい定位置を作る。

さらに、家族みんなで使うことができるように考えました。

  • お子さんと親御さんが共有でき、インテリア性も考慮する。
  • お子さんの成長やライフスタイルの変化とともに家具を組み替えることができる。

これらの条件をDAIKENのシステム収納「ミセル」と「フィットシェルフ」に収納小物「ライクイット」を組み合わせることで実現できました。

そして、日本収納検定協会が「収育」の考え方を基に理想のリビング学習スペースを作りました。「収育」とは「収納+育児・教育・育成」からなる造語で、「片づけの力で大人も子どもも幸せに生きる力と智恵を学び育む」という意味を持つ理念です。 お子さんが片づけを楽しくできるような仕組みを取り入れたのが「収育スタイリング」です。

では、この「収育スタイリング」を説明します。


1.ゆるく仕切り、コミュニケーションを図る

img1-1

学習スペースとリビングダイニングの間に背板のないフィットシェルフを階段状に設置し仕切ります。 ゆるく仕切りながらも落ち着いた学習スペースになります。


img1-2

背板がないので両側から使えます。 学習スペース側からお子さんがお便りや水筒、給食関係のモノを入れ、親御さんはリビングダイニング側からそれを取り出します。 朝は親御さんが学校へ持って行くモノをダイニング側から入れます。

親御さんは下の段のバスケットには月曜日に持って行く体操着や上履きなどを入れておきます。 ここから出して忘れずに持って行くのはお子さんの責任。 これは自立心を養うことにもつながります。


3.インテリア性のある共有スペース

img2-1

お子さんの使うモノで文房具や教科書、学習用具はカウンターの下、つまり使う場所に使うモノの定位置を決めます。 大きくて重いランドセルの置き場は悩みところですが、通常炊飯器等を載せるスライドカウンターを一番下に設置して引き出せるようにしました。

引き出してランドセルの蓋を開け、中身の出し入れをし、済んだら奥へしまう。 このすぐ上に教科書やノートを収納しておけば動線が短くて済みます。


img2-2

引き出しの中はライクイットのケースで仕切り、それぞれ文房具の定位置を決めラベリングをします。 できるだけ一つのケースに一つの種類にして、使ったあと戻したくなる仕組みにします。
二人で引き出しを共有する場合、それぞれのゾーンをわかりやすくするために、色で分けました。 色の付いたケース等を選ぶのでなく、色画用紙を下に敷くだけで区別ができるようになります。


img2-3

カウンターデスクの前の壁は、磁石が付くようになっているので、すぐに使う筆記用具やメモ用紙などを収納できます。 使った後はすぐに戻せる習慣がつくようになります。


3.インテリア性のある共有スペース

壁の上半分は扉付きの棚で、ファイルが入るように、奥行き30㎝を選びました。親御さんの使うファイル類や趣味のモノを収納します。 お子さんが使わないときや、成長して使わなくなった場合、ここは大人の家事作業や趣味のスペースとしても使うことができます。


img3-1

棚の扉は全部付けず、オープン棚を設けることで開放感と飾るスペースを演出します。 ここにグリーンやお子さんの作品や写真を飾るのもいいですね。 収納するだけでなくモノを見せることで、お子さんも自分のモノが大切にされているのを感じることでしょう。


4.ライフスタイルの変化で家具も組み替え

img4-1

ミセルは開き扉や引き出しを取り外して組み替えることができます。 ランドセル置き場に使っていたスライドカウンターを 外し、棚や引き出しに替えることができます。


まとめ

今回のご提案プランのミセル箱本体は白ですが、黒い箱も選べますし、扉は24種類ある色柄から選べます。 巾は40㎝、53.3㎝、80㎝、奥行きは20㎝、30㎝、45㎝があり、それらを自由に組み合わせることができます。

フィットシェルフは14種類ある色柄の棚板と方立の中から選んで組み合わせることができます。

そして、ミセルとフィットシェルフは、何と言っても壁にしっかり固定することで地震の時にも倒れてこない安全性が確保できるのです。 「収育スタイリング」とは、このように機能性、審美性、安全性について25項目に及ぶ収育チェックポイントをクリアしたものになります。 お子さんのリビング学習を計画する場合、幼児や小学生の時だけでなく5年後、10年後を見越して、家族の誰もがいつでも使える多目的スペースとして考えてみませんか。

お子さんの成長とともに使い方を変ることができる家具、そしてその家具を長く大切に使えること。 これもお子さんにとって大事な教育となるでしょう。

※こちらのプランは、2017年10月27日、28日に開催された『整理収納フェスティバル2017』にて紹介されました。
フェスティバルのレポート記事はこちら
Vol.1:https://o-katazuke.jp/articles/49189
Vol.2:https://o-katazuke.jp/articles/49191
Vol.3:https://o-katazuke.jp/articles/49193
Vol.4:https://o-katazuke.jp/articles/49196


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