"学生の教科書・本は沢山のあり、
中島かおり| 8458view
小学生から中学生になると、とたんに教科書や副教材が増えて、今までの本棚では収納量が不足することも多
いようです。新たに購入を検討されている方や買い替えをご検討の方に向けて、使える本棚のサイズや選ぶ際
の注意点、使いやすい配置など中学生、高校生の本棚選びのヒントについてお伝えいたします。
本や教科書だけを収納したいのか?
それともそれ以外のものも一緒に収納したいのか?
収納したいものがはっきりすれば必要なサイズも見えてきます。
我が家の場合、中学生の本棚には教科書や辞書以外にも通学カバン、
体操着入れ、柔道着、書道具、塾用のバックなども一緒に収納し、学校
で使用するものを一か所で管理するようにしています。
そのため本棚の奥行は30㎝以上必要と判断しました。
他に、部活で使う道具やユニフォームなども本棚に収納したい場合は、
そのサイズも考慮します。
中高生の通学カバンは大きなボストンバックのようなタイプが多く、
幅も50センチ程度の大きなものを使う学校が多いようです。
小学生の時よりも使う教科書は分厚くなり、A4サイズ(210×297m
m)で幅はどの教科も1センチ程度の厚さになります。
また、各教科でプリントを使用することも多く、教科書とは別にプリン
トを綴じるフラットファイルA4判(307x230x18mm)なども収納することになります。
塾に通っている場合にはそのテキストやノートもあり、持つ教科書や教材はかなり多くなり、それらを置くスペース
を確保する必要があります。
参考書などを使用しない中学生でも幅90cmの棚の1段全てが、持っている教材・教科書は埋まるほどです。
幅600~900mm、奥行300~400mm、高さ1800~2200mmのサイズで入れるものと設置する場所に合
わせて選ぶと良いでしょう。
幅600~900mmを選ぶのには理由があります。
将来、本棚の配置換えをする場合や引っ越しをした場合に色んな場所に納まりが良いサイズだからです。
兄弟姉妹がいて2人で使う場合は600mm幅の本棚を2つ購入し、それぞれが個室を持った時に使えるよう
に、長く使うことを考えて選ぶこともできます。
他にも選ぶ際の注意点が2つあります。
ひとつは棚板の耐荷重。大量の本を収納する場合は棚板の耐荷重がどれくらいかも確認して、強度のある
ものを選びましょう。
もうひとつは、棚板が可動できるものを選ぶこと。
一部に固定棚があるために使いやすい間隔で棚板を設置できずに困ることがあります。
固定棚のない、すべての棚板が自由に設置できるフルオープン構造の本棚であれば理想的です。
素材も木製やスチール製などありますから、使い方、好みに合わせてお子さんと一緒に選んでみてはいか
がでしょうか?
本棚の配置はいくつかのパターンが考えられます。お部屋の条件と照らし合わせて、動線に合った配置をしましょう。
机に向かって左右どちらかに本棚を配置するパターンです。効き手側に置ければより、使いやすいです。 椅子に座った状態で手が届く位置(高さ)に良く使う教科書や本をすると使いやすくなります。
部屋に入ってすぐの場所は物を置きやすい場所でもあります。バックなども置く場合は出入り口の近くに本棚を配置
するパターンも良いでしょう。
ただし、地震などで本棚が倒れて出入り口をふさがないような配置とともに転倒防止の対策をすることをおすすめし
ます。
本の中に机に座って使うものと、そうでないものがあると思います。 勉強に使用する本や教科書と趣味の漫画や小説本など使用目的ごとに本棚を分けて設置することも可能です。 他にも手に取る頻度の高い本と低い本で本棚を分けることもできます。
使用頻度の低いものの収納例
範囲をマスキングテープで示す
お子さんは学校の準備をするときに、どんな体勢で準備していますか?ここがポイントです!
どんな体勢で作業するか?どこにバックを置いて準備するか?それによって教科書を収納する場所が変わってきます。
我が家は机の横には本棚を置いていません。
中学生の息子は勉強するときには本棚の前に立って教科書を取りだし机に向かい、翌日の準備をするときには本棚
の前で膝立ちの状態で床に置いたバックの中に教科書類を入れていきます。
彼の使い方を考えると立ったままでも、膝立ちの状態でも取り出せる場所が教科書のベストポジションになります。
もし、バックを置く場所が腰高のワゴンの上や机の上なら立ったまま取れる場所だけで考えればOKです。
ちなみに中高生の通学バックは分厚い教科書や副教材が入るため、すごい重さになります。最大で10kg程度なる
こともあるほどです。
そのため、机よりも高い場所に置くことはかなり難しく、どうしても床や腰より低い場所に置かざるを得ません。
お子さんの行動、動線を考慮してよく使うものを一番使いやすい棚に収納する、使用頻度の高いものから順番に場
所を決めていくとスムーズに収納場所が決まってきます。
収納する作業はお子さんにそれぞれの物の使用頻度を聞きなが
ら進めると良いでしょう。一緒に作業することで、その後の維持
管理がスムーズになる効果があります。
最後は実際の動作を試して、無理がないかなど確認し、
置き場の最終調整をしてください。
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